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ふたりに合う間取りと住まいの選び方

一緒に過ごす時間を大切にしたい。仕事部屋もほしい。戸建てでゆったり暮らしてみたい。ふたり暮らしの希望はさまざまです。1LDK・2LDK・3LDK以上と、マンション・アパート・戸建てを組み合わせて、毎日の暮らしに合う住まいを考えてみましょう。

間取り・住まい / 基礎ガイド

まず押さえたいこと

人数だけで部屋数を決めず、ふたりが同時に何をするかで考えます。1LDKから3LDK以上、戸建てまで用途を割り当て、家具・音・冬の管理・費用を同じ基準で比べましょう。

  • 一緒に過ごす場所と、分けたい場所を書き出す
  • 部屋数と建物タイプを別々に比較する
  • 家具を置いた後の動線と、冬に管理する範囲まで見る
ふたり暮らしのリビングのイメージ
記事のイメージ(生成画像)

まず「部屋数」と「建物のタイプ」を分けて考える

1LDKや3LDKは間取り、マンションや戸建ては建物のタイプです。どちらか一方を選ぶものではなく、「3LDK以上の戸建て」「2LDKのマンション」のように組み合わせて考えられます。最初から部屋数を絞りすぎず、ふたりが家で何をしたいかを先に整理してみましょう。

寝る場所、仕事をする場所、くつろぐ場所、荷物を置く場所を書き出すと、同じ部屋で兼ねられる用途と分けたい用途が見えてきます。今の暮らしに加えて、住む予定の期間に変わりそうなことも話しておくと、選びやすくなります。

1LDKは共有スペースを大切にしたいふたりに

寝室とリビングを分けつつ、生活の中心をひとつの共有空間にまとめやすい間取りです。掃除する範囲や暖房する部屋を絞りやすい一方、仕事や趣味の場所が重なると、相手の通話や就寝時間が気になることがあります。

2LDKは個人の時間や用途を分けやすい

寝室とは別に仕事部屋や趣味の部屋を作りやすく、生活時間が違うふたりにも選択肢になります。ただし部屋が増える分、家賃や光熱費、家具、掃除の負担も増える場合があります。使わない部屋ができないかも考えておきましょう。

3LDK以上は仕事・趣味・収納にも余裕を持たせたいときに

ふたりとも在宅で仕事をする、寝室を分けたい、趣味の道具が多いなど、部屋の用途を分けたい場合は3LDK以上も候補になります。たとえば寝室とそれぞれの仕事部屋を分けると、同時にオンライン会議がある日も過ごし方を考えやすくなります。

部屋数が多いほど使いやすいとは限りません。各部屋に家具が置けるか、廊下や収納も含めた使い勝手はどうか、暖房・掃除の手間が負担にならないかを確認しましょう。将来のための一部屋を考えるときも、いつ、何に使う予定かを具体的にしておくと判断しやすくなります。

  • ふたりが同時に使う仕事部屋が必要か
  • 寝る時間が違う日に別室を使いたいか
  • 趣味・収納・来客のために部屋を確保したいか
  • 広さにかかる費用と日々の管理を無理なく続けられるか

戸建ては広さと、住まい全体の管理を一緒に見る

戸建ての賃貸も、ふたり暮らしの選択肢です。部屋数や収納、駐車スペース、庭などに魅力を感じる場合は、マンション・アパートと並べて検討してみましょう。ただし設備や敷地の条件は一軒ごとに違い、戸建てなら必ず広い、静か、駐車できるとは限りません。

札幌では冬の使い方も大切です。玄関や駐車場までの雪かき、雪を置く場所、暖めたい部屋の範囲、設備の手入れを誰が担うかを確認しておきましょう。階段を毎日使う間取りなら、洗濯や掃除の移動も想像してみてください。

  • 駐車できる台数・車の寸法・冬の出入り
  • 雪かきする範囲と雪を置ける場所
  • 暖房・給湯設備の種類と各部屋の配置
  • 庭や設備の手入れ、不具合時の連絡先
  • 周囲の音や、こちらの生活音が届きそうな場所

マンション・アパートは共用部と周囲の暮らしも確認

同じ間取りでも、住戸の位置や建物の構造、共用部の設備で暮らしやすさは変わります。玄関から道路までの移動、階段やエレベーター、ごみ置き場、駐輪・駐車スペースも見ておきましょう。

在宅勤務や楽器、生活時間の違いがある場合は、周囲の音の聞こえ方や建物の利用ルールも確認します。戸建てとの比較では、部屋の広さに加えて、管理を任せられる範囲や自分たちの負担も並べると考えやすくなります。

家具の寸法と収納を図面に書き込む

ベッド、ソファ、テーブル、冷蔵庫、洗濯機など、今使っている家具・家電の幅と奥行きを測ります。図面に配置を書き、ドアの開閉、通路、コンセント位置も確認しましょう。収納は面積だけでなく、ハンガーを掛けられる高さや棚の形まで見ると判断しやすくなります。

  • 大型家具を置いた後に通路が残るか
  • 洗濯物を干す場所と動線が合うか
  • 玄関から家具を搬入できるか
  • ふたりそれぞれの収納場所を確保できるか

内見では札幌の冬も想像する

窓の向きや結露の跡、換気設備、暖房器具の種類と設置位置を確認します。冬に窓を開けにくい日もあるため、機械換気の使い方やフィルターの手入れ方法も聞いておくと安心です。

賃貸では契約者と同居人の登録方法が物件ごとに異なるため、ふたりで住むことを事前に伝え、契約上の扱いを確認してください。

根拠・公式案内:札幌市「シックハウス対策について」 ↗確認:2026年10月1日

同じふたりでも、平日の過ごし方で必要な部屋は変わる

たとえば、ふたりとも日中は出勤し、帰宅後は一緒に過ごす予定なら、リビングと寝室の使いやすさを中心に比べられます。一方で、片方が夜勤、もう片方が昼にオンライン会議をするなら、寝る場所と声が出る場所を分けられることが先に必要です。これは暮らし方を想像するための例で、1LDKや2LDKを一律に勧めるものではありません。

ふたりとも在宅勤務なら、机を2台置ける広さと、同時の会議を分けられる配置は別の条件です。リビングに机が並んでも、声や画面が気になる場合は個室を使う案を検討します。3LDK以上も候補に残し、寝室とそれぞれの作業場所を割り当ててみてください。

部屋を分けたい希望を、一緒にいたくないという意味に受け取る必要はありません。眠る、集中する、趣味を楽しむための場所を確保したいこともあります。どの時間だけ分けたいかを聞くと、個室を常に持つ案と、時間で使い分ける案を比べられます。

表が見切れるときは、横に動かして読めます。

生活の場面から、必要な場所を考える
よくある場面先に確かめること
一緒に食事や映画を楽しむ食卓とソファを置いた後のリビング
片方が寝て、もう片方が会議ドア・部屋の位置・声の伝わり方
ふたりが同時に在宅勤務机2台の配置と会議を分ける場所
道具や季節用品が多い実際の荷物が入る収納の幅・高さ
戸建てで広く使いたい各階の用途と暖房・雪かき・掃除

内見では、広いかどうかより暮らせるかを試す

メジャー、家具の寸法メモ、ふたりの生活時間を持って内見します。室内を見渡すだけで終えず、帰宅して上着を脱ぐ、洗濯物を干す、夕食を作る、寝ている相手を起こさず移動する場面を順に考えてください。気になる場所は図面に印を付けます。

収納が多く見えても、棚が動かせず仕事道具が入らない、寝室にベッドを置くとドアが開かない、といった違いは寸法で確かめられます。階段がある戸建てなら、洗濯機から物干しまでの移動も歩いてみましょう。写真に残す場合は管理会社の許可を取り、確認した条件と一緒に保管します。

候補が絞れないときは、必要な用途を満たすか、月額を払えるか、毎日の管理を続けられるかで並べます。広さは気に入ったけれど暖房の料金が不明、という候補は確認待ちに。部屋数だけで諦めたり決めたりせず、わからない点を質問してから選びましょう。

ふたりで確認したいこと

  • 寝室・仕事・趣味など、必要な場所を書き出した
  • 間取りと建物のタイプを分けて希望を話した
  • 家具・家電の寸法と収納量を確認した
  • 広さだけでなく、移動と掃除の手間も想像した
  • 暖房・換気・窓の状態、冬の管理範囲を確認した
  • 駐車場・雪かき・設備管理の担当を確認した
  • ふたりで住める契約条件か確認した

内見・引越しのチェック表を使う

よくある質問

1LDKだと狭く感じますか?

感じ方は荷物の量や在宅時間、家具の置き方によって変わります。図面に家具を置いてみて、ふたりが別々に過ごす場所も確保できるか検討しましょう。

在宅勤務なら2LDKが必要ですか?

必ずしもそうとは限りません。勤務日数、通話の頻度、仕事道具の量に応じて、リビングの一角で足りるか個室が必要かを話し合ってください。

ふたり暮らしで3LDK以上は広すぎますか?

人数だけでは決まりません。それぞれの仕事部屋や別々の寝室、趣味の場所が必要なら候補になります。各部屋をどう使うかと、家賃・光熱費・掃除の負担を一緒に考えてみてください。

戸建てとマンションを一緒に探してもいい?

はい。希望する間取りと予算をそろえたうえで、通勤、駐車場、設備、冬の管理、生活音などを比べられます。戸建てだから、マンションだからと決めつけず、候補ごとの条件を確認しましょう。

まだ間取りが決まっていません

最初から決めなくても大丈夫です。今の住まいで困っていることと、新居でかなえたいことをふたりで一つずつ挙げてみてください。必要な部屋数や優先したい条件が見えやすくなります。